介護施設における管理栄養士の立ち位置
管理栄養士の立ち位置
わたしは、現在介護施設で働いている管理栄養士の花子です。
私が勤務している介護施設は管理栄養士が一人配置ということもあり、厨房のベテラン調理師さんやベテランパートさん、フロアに上がればベテラン看護師さんにベテラン介護福祉士さんな様々な職種のベテランの方々にビビりながらもゆるゆるふわふわと業務をしています。
女子大時代の実習について
介護施設は女子大時代の実習でお邪魔させていただいたことがあり、その当時は生意気にも介護施設の管理栄養士なんて...と少し見下していた部分もありました。(本当にごめんなさい)
当時は管理栄養士なら病院で臨床栄養をバンバンやるのよ!って大学の先生から言われていたこともあり、勘違いしちゃっていました。
本当に反省。
そんな生意気な私にも実習施設の管理栄養士さんは親身にご指導してくださり、とっても明るくて楽しそうにお仕事をされていたんです。
その後、保健所、小学校、病院と他にも実習に行かせていただきましたが、一番印象に残ったのが介護施設での実習でした。
そして一番優秀な管理栄養士さんだなと感じたのが介護施設の管理栄養士さんだったのです。
知識量、対人スキル、専門職として確立された立ち位置、全てが完璧でした。
私もいつかあんな風にキラキラとした管理栄養士として働きたい!って思えたんです。
その後の就活では介護施設はことごとく落とされて、急性期の病院に就職してしまったのですが...
実際に管理栄養士として働いてみて
実際に働いてみて感じたことは、介護士さんも看護師さんも怖い。
厨房のベテラン調理師さんもこわい。
パートのおばさまはもっとこわい。
事務所の古株のお局様も怖い。
お化け屋敷のほうが怖くない。
何故か栄養士を目の敵のようにされることが多く毎日泣きながら耐え忍んでいました。
そんなふうに毎日を過ごしていると、いつのまにか仲間が増えて、知らず知らずのうちに周りも不思議と優しくなっていくんですね。
とはいいつつも、怖い人はいなくならないので現在もビビりながら仕事をしている花子です。